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先輩移住者の跡=たどる旅を企画=県連ふるさと巡り

2006年1月5日(木)

 ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は、二月に実施する「第二十四回ふるさと巡り」の参加者を募集している。
 今回の訪問先はノロエステ。カフェランジアの平野植民地、アラサツーバ、ミランドポリス、および弓場農場、ペレイラ・バレットのほか、マット・グロッソ・ド・スル州境の町、トレス・デ・ラゴアスを訪問。各地で慰霊法要や地元日系団体との交流を行なう。
 旅行はバス。期間は二月四日から七日までの三泊四日(車中一泊)。四日午前六時半にサンパウロを出発し、七日朝に帰聖する。費用は一人四百九十八レアル(二人部屋)。
 申し込みはグローバル観光サービス(ガルボン・ブエノ街33)まで。電話(11)3341・2577(高橋)。
 県連では二〇〇八年の日本移民百周年にあわせ、先駆移民顕彰のふるさと巡りを計画している。来年の一年間、約二カ月ごとにサンパウロ州を中心に各地を訪問する計画だ。
 四月にはパラナ州、六月にはサントス・ジュキア線の各地を訪問するほか、パウリスタ線やモジアナ、アララクアラ沿線への旅も予定している。
 中沢会長と南雲良治・移民のふるさと巡り委員長が案内のため来社。南雲委員長は「あと二年ほどで日本移民百周年。その前に先輩移住者の跡をたどることは意義のあることだと思う」と参加を呼びかけた。