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本格的な夏型気候=珍しい龍巻雲も出現

2006年1月11日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】年頭から寒気を含んだ低気圧の影響で雨混じりのぐずついた天候が続いたが、先週末から一転晴天となり本格的な夏の到来となった。サンパウロ州海岸やリオ市の海水浴のメッカのコパカバナ海岸は行楽客が陽射しを満喫していた。
 サンパウロ州モンチケイラ山岳地帯では龍巻とおぼしき珍しい雲が出現、市民を驚かせた。この現象はタウバチ市やカンポス・ジョルドン市でも観測され愛好家がカメラに収めていた。気象庁によると、龍巻は地上で発生するため、この現象は気象用語でじょうご型雲と呼ばれるもので、上空で熱風と寒風がぶつかって発生するものだという。この現象は龍巻同様、春と秋に発生するのが常で夏での現象は珍しいとのこと。
 サンパウロ州海岸では先週末から晴天となり、最高気温は三十二度に上昇、海水浴客を喜ばせた。時折襲う驟雨も快適さを増していた。