ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
「度が過ぎるインジオ」=保護区拡大要求でフナイ総裁
2006年1月14日(土)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】FUNAI(国家インジオ財団)のゴーメス総裁はブラジリアで十二日、インジオらが要求している保護区領地拡大につき「度が過ぎる」と批判し、要求が無限に拡大傾向にあるとして憲法で上限を定めるべきだとの見解を示した。
これは国内外のNGO(非政府団体)や宗教団体から政府のインジオ保護対策が手ぬるいためにインジオらの生活環境が向上しないとの批判が湧き上がっていることに反発したもの。その上で同総裁は、インジオ保護区は国土面積の一二・五%に相当する一〇〇万平米に達しており総人口一億八五〇〇万人に対し、四五万人にしか過ぎないインジオには十分過ぎる位だとの見方を示した。
さらにこの面積はドイツ、フランス、イタリアの国土面積より広いことを認識すべきだと説いた。
さらに同総裁は十九年も続いたロライマ州の領土係争問題で米作農家を追い出してインジオ保護区に加えたし、今年も二地区を指定する意向だとして政府の対策を強調した。これに対しインジオ側はインジオ人口が年々増加しており、さらに肥沃な土地が必要だと主張している。