2006年1月19日(木)
『婦人之友』の愛読者がつくる「全国友の会中央部」がこのほど、「サンパウロ友の会」を通じて、援協に三十万円を寄付した。毎年恒例の慈善事業だ。援協に寄付を贈る理由の一つは、日本語で領収書を出してくれるため。日系人の役に立っているという実感が湧くのだという。
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十八日正午から秋田県人会で、役員ら約二十五人が集まって、舟木良治会計理事の喜寿(七十七歳)の祝いが行われた。ちょうどトメアスから出てきて十年になるという。司会を務めたのはJICA元所長の小松雹玄さん。石川準二会長は「昨年の四十五周年が立派にできたのは、会計をきっちりしめた舟木理事のおかげ」と褒め上げる。今年米寿(八十八歳)を迎える桜庭喜太郎前会長が「喜寿はまだまだ若い」と一喝すると会場から笑い声が。「もっともっとがんばってほしい」とエールを贈った。
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街で記憶喪失者とかかわりを持ち、何とかしてあげなければならない事態になった時「あなたなら、どうする?」――きのう紹介した高倉尚子奈良県人会事務主任は、あえてみなさんに問いたい、といっている。援協福祉部に二十四時間態勢でやってもらうのは難しい、とわかっているし……。高倉さんが去る土曜日かかわった日系高齢女性は、襲われて強奪されたバッグのなかに身分証明書があったのでは、という推理もある。