2006年1月20日(金)
【既報関連】救済会(左近寿一会長)はことし役員改選年、新役員の選出を本格化させている。次期会長に吉岡黎明第一副会長(二世)が就任する可能性が高いことが、このほど分かった。先週開かれた会議で、会長・副会長候補が決定した模様。別のシャッパ(候補者連記名簿)が提出される見込みは薄いとみられ、同会初の二世会長が誕生することになりそうだ。
左近会長は、健康状態を理由に今期限りでの退任を表明しており、昨年末から、関係者が後継者選びについて、検討を重ねてきた。
吉岡第一副会長は、文協や百周年祭典協会に携わっているため、救済会会長との兼任は無理だとの懸念があった。周囲の役員が、同第一副会長をがっちりと支えていくことで、折り合いがついた。
シャッパの第一副会長に相田祐弘理事、第二副会長に上島悦子さん(現職)が名を連ねる見込み。
左近会長は「我々には、『ドナ・マルガリーダ』というキーワードがあるため、まとまりやすい団体だと思う」と語り、組織内に勢力争いのようなものはないと明言した。
仕事や健康などの理由で、六人が退任する意向。今後、会長・副会長以外の人選を進める。会長候補の一人に推薦されていた、大浦文雄常任理事は、アルモニア学園の日伯学園構想に情熱を傾けており、理事として、可能な限り、救済会を盛り上げていくという。