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東西南北

2006年1月24日(火)

 教育研究院(INEP)は二十日、大学院修士課程に占める学生数で私立大が上位にあると発表した。ランクでは一位にリオのエスタシオ・デ・サー大、二位がパウリスタ大、三位が南大河州のルテラーナ大。これまで十五年間、トップの座を占めていたサンパウロ大(USP)は五位へ後退。学生数が急増したのは、ウニベルソ大(リオ)とウニノーヴェ大(サンパウロ市)の二私大。公立大の受け入れ態勢が進まないのに、私立大が廉価な授業料で便宜を図ったためと見られる。
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 インターネットによる音声通話(V0IP)が過去二年、急激に普及しプロバイダーも百社以上が覇を競っている。画面に通話相手の画像が映し出されるVOIPを契約する企業も七万社に上り、フランチャイズ形式のインターネット・バブルを起こしている。國際電話もVOIPを使うと、通話料がDDDやDDIよりも八〇%節約になる。普及率は、まだ六・七%で揺籃期にある。またプロバイダーの多くは、モグリである。     ◎
 オンライン・ゲームがプレイヤーの国際的チームを作りで、一億ドル・ビジネスとして注目を引いている。規制法規がないため、新しいアングラ商取引として登場している。ブラジルでも独自のキャラクターを生み出しプレイヤーに販売し、ポケット・マネーを稼いでいる子供や学生が多い。売買価格は、ゲームの内容次第。外国からキャラクターを購入し、国内のプレイヤーへまた売りする人も多い。中国ではこの種のビジネスにはまり込んで、世界へ売り出す産業が定着している。
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 ブラジルから日本へ國際電話をかける場合、割安な日本の通話料金で徴収してもらうアナロジック・ターミナル・アダプター(ATA)がお目見えした。米国へ國際電話をかけると、一か月に五百分通話して十五ドル。アダプターは持ち運び自由なので、どこででも使える。ブラジルでのアダプターの価格は、製造会社により二百ドルから六百ドルになるらしい。普及するに従い、価格は安くなる。