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2006年1月25日(水)

 六十歳以上の外国人が今、連邦警察に行って、外国人再登録をやってほしい、と言えば、窓口はどう応対するか。きのう聞いたある例。日本人が「外国に出掛けるので、ぜひ」と頑張った。係官は、それを受け付けず、法令9505号(一九九七年十月十五日付)を記した紙をくれ、問題が起きたらこれを見せなさい、と説明したそうだ。本紙への問い合わせも、ようやく少なくなってきた。
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 二十二日夜リベルダーデ区のホテル駐車場前で高齢の邦人旅行者四人が強盗に遭い、現金八十万円やパスポートなどが入ったカバンを奪われた事件で、サンパウロ総領事館関係者は、多額の現金を一カ所にまとめて保管せず、「分散所持していれば被害も減ったのでは」とみている。また、今回の旅行者四人は六十代から七十代で普段クレジットカードを使う習慣がなかったため、多額の現金を持ち歩いていたとされるが、同関係者は「カードも、クローンされるなどこの国では危険が多い」と話した。
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 援協巡回診療が今年もスタートし、既に何カ所か回った。先日、サンパウロ市近郊の日系集団地で、来診者を幻滅させてしまったそうだ。予定していた医師の数に達せず、胃カメラ検査ができなかったため。日系人には胃の病気が目立つといわれ、消化器系を診てもらいたい人が多い。巡回では七十歳以上の人の血液検査は無料で、その日のうちに結果も分かる。が、肝心な部分がないと……。