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コラム オーリャ!

 それにしても、いろいろな会があるものだ。
 県人会、同船者、同じ植民地の出身者や同業者の集い等々、数え挙げたらきりがない。先週末に新年会を開いた「いのしし会」もその一つ。
 県人会には同郷のよしみがあり、同船者であれば、共に海を越え、ブラジルで同じ時代を生きた共通点がある。
 ところが「いのしし会」の場合、共通するのは干支だけ。「本業」を離れているせいか、元連邦大臣や州議もリラックスした表情をしているのが印象に残った。
 干支でつながる交流。その「単純さ」も、二十年以上続く理由の一つかもしれない。新年会は終始、世代を超えて和気あいあいとした雰囲気に包まれていた。
 会場の入口に積み上げられた紙袋。聞くと、会員が寄贈したお土産だという。来年は亥年。こうした物心両面の協力もこの会を支えている。(ま)










   06/01/25