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「受講者の姿勢がよい」=2年ぶり教師養成講座

2006年1月27日(金)

 ブラジル日本語センター(谷広海理事長)で教師養成講座が開かれている。今年が二年ぶりの実施。十八歳~五十五歳までの約十二人が参加している。一月と七月に、集中講座。二月~六月に通信講座がある。今年から、教室の中で学習者と教師とのインター・アクションの増やし方などに、力を入れたという。
 最年少の為明美さん(18、三世)=アラサツーバ=は教師になりたて。来週初めて教壇に立つ。「ゲームや教材などたくさん役立つ情報をもらいました。非日系人の学習者をもっと増やしたい」と意欲的。
 非日系人のジャイール・フォンセッカさん(25)=サンパウロ市=は「日本の音楽に興味があって、日本語を学習し始めました。好きなもので生活できるのは幸せなこと」と話す。
 講師一人、松原礼子さん(サンパウロ大学助教授)は「受講者の姿勢がよい。ビデオを流しても、いろいろ批判が出てくる」と手応えを感じているようだ。
 小松有美ファビオーラさん(27、二世)=サンパウロ市=は「音楽の勉強もしています。日本語と音楽を結びつけた、ダイナミックな授業をしたい」と目を輝かせていた。