2006年1月27日(金)
サンパウロ援護協会の総合診療所では、偶数月に専門科別に人間ドック(チェックアップ)を実施しており、二月は消化器科を通常の半額料金で行う。
今回の専門科別キャンペーンでは、消化器に関わる十三項目(血液一般、肝臓系酵素、胃カメラなど)を検査し、食道・胃・小腸・大腸・結腸・肛門・肝臓・すい臓・脾臓の健康状態を調べる。検査は南利実医師が中心になって行う。 二月一日から二十八日まで、一日二人ずつ。診療所(11・3385・6600)に要予約。朝七時半から正午で検査は終わり、約三日後に結果がでる。日・ポ両語可。
費用は特別に三百八十九・五三レアル。坂和三郎副会長は「通常料金の七百八十三レアルでも安い。他の病院なら千六百ぐらいかかるところもある」と割安感を強調する。
秋山幸男診療部長は、四月は心臓科、六月は泌尿器科、八月は婦人科との予定を説明。吉永大吉運営委員は「たくさんの人に利用してほしい」と呼びかけた。場所は文協ビル内(Rua Galvao Bueno, 596)。
通常の人間ドックは、病気の早期発見を目的に行われる総合検査で、日伯友好病院でも総合診療所でも毎日行っている。本紙「健康ページ」でもその重要性を訴える連載する南医師は「できれば一年に一回、通常の人間ドックをやってほしい」と勧めた。