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第2回世界アマチュア歌謡祭=プロデビュー目指せ=北南米各国から250人

2006年2月2日(木)

 ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(NAK DO BRASIL)主催による「第二回世界アマチュア歌謡祭」(上岡正雄実行委員長)が二十六日午前八時から、サンパウロ市の客家会館(サン・ジョアキン街460)で開かれる。主催のNAKでは現在、大会への出場者を募集中。二月十五日まで受け付けている。案内に来社した北川彰久会長は「若い人にもたくさん出てほしい。奮ってお申し込みください」と参加を呼びかけた。
 二年に一度の世界大会。第一回大会には、ブラジルをはじめアメリカ、ボリビア、パラグアイの五カ国から歌い手が出場した。今回も、南北アメリカ各国から二百五十人が出場して熱唱を繰り広げる。
 スタートは午前八時。十一時半から会場で開会式を行う。当日の観覧は無料。会場ではバザーや食堂も用意される。
 開催にあたり、日本から音楽評論家の小西良太郎氏(スポーツニッポン常務取締役、元・日本レコード大賞審査委員長)、作詞家のもず唱平氏が来伯して審査員をつとめる。ブラジル滞在中には講師、一般向けの講演会も予定されている。
 NAKでは現在、大会への出場者を募集している。出演料は二十レアル。二月十五日までにNAK事務局(2275・8277)まで申し込む。
 カテゴリアは初級(ブラジルのA、Bクラス)、中級(エスペシアル)、上級(エストラ)の三級。
 ヤング(一四歳から三九歳)、アダルト(四〇代)、ブロンズ(五〇代)、シルバー(六〇代)、ゴールド(七〇代)、ジアマンテ(八〇以上)の各部門で予選を行い、各カテゴリアの上位入賞者で決勝を行う。一三歳以下のインファンチル部門では決勝は行わない。
 同連盟の羽田宗義顧問は「こういう機会に多くの人が登竜門を目指して出場してほしい」と期待を込める。北川会長は「若い人にたくさん出てほしい。小西先生やもず先生に認められて日本にいけるくらいの歌手が出ることを期待しています」と出場を呼びかけた。
 問い合わせはNAK事務局まで。