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公道に火を放ち封鎖=露天商撤去に住民抗議

2006年2月3日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】サンパウロ市北部ザッキ・ナルシ通りで一日夜、住民が路上に火を放ち約三時間にわたり封鎖する騒ぎが発生した。
 機動隊が出勤して騒動は収まったが周辺は渋滞となり混乱をきたした。住民らの一部は警官や報道陣に石や棒切れを投げるなどのろうぜきを働いたが、ケガ人はなかった。
 同通りの、貧困層向けの市営シンガポール団地前で午後九時半、団地の住民らが木やゴミを両車線の路上にまき散らし火を放った。(写真)住民らは同日午後、同団地内の裏地で営業していた露天商を市当局が違法だとして強制撤去にしたことに対する抗議で暴挙にでたもの。