2006年2月4日(土)
援協は巡回診療班のバスを購入するため、つながりのある日本の団体に、約二十万レアルを要請しているという。上半期中には、答えをもらえる見通しだそうだ。巡回バスは既に、約十四万キロを走行して老朽化が目立つ。地方を回る時に、故障することも少なくない。一週間の奥地巡回は、例年通り五回予定されている。朗報が届けばよいが。
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あけぼのホームで十七日、援協施設合同の料理講習会がある。今回が二回目。日系の栄養士がノウハウを伝え、特に非日系人の職員が日本食への理解を深める機会にしたいところだ。専門職が技術指導するということは、高齢者向けの料理にはそれなりの知識が必要だということを意味している。コロニア一般で、介護食に対する認識はまだ低いそう。料理研究家が教室を開こうと、先ごろ募集をかけた。一人も希望者が、現れなかったとか。
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サッカーが好きな人は気が付いているかもしれないが、ドイツW杯の日本・ブラジル戦は六月二十二日だ。奇しくも「日本移民の日」の四日後。ならば、百周年祭典協会あたりが働きかけて、試合の休憩の時などに、百周年のロゴマーク入りの大きな布を客席で広げたらどうだろう。日本戦までに、ブラジルがクロアチア、オーストラリアと二連勝していれば雰囲気はいいはず。世界的に注目される大会だけに、宣伝効果が高いこと間違いなし!