2006年2月9日(木)
百周年に向けたサンバ・プロジェクト「ジャポネスもサンバ(サンバの振動を心で感じよう)」による「エスコーラ・デ・サンバめぐり」が今月十二、十九両日に実施される。先月末に開かれた「サンバ体験の一日」に続く、二回目のイベント。今回はサンパウロ市カーニバルに出場するサンバ学校三カ所を訪問する。
同プロジェクトはブルーツリーホテルとブンバ出版が共催、市観光局や五つのサンバ学校の協賛。先月二十八日に実施された「サンバ体験の一日」には六十人が参加して、楽器や踊りを体験し、好評を博したばかり。
今回は「ヴィラ・マリア」「ペルーシェ」「モシダーデ・アレグレ」の三チームの練習所を訪問して、豪華衣装や完成寸前の山車の制作現場を見学。三つ目に訪れるモシダーデ・アレグレでは、二十四日からの本番を直前に控えて熱のこもった練習(エンサイオ)にも参加する。
主催者の一人、ブンバ誌の細川多美子編集長は「パレード本番を直前に控え、準備も最終段階に入っています。この機会に、大騒ぎだけではない、サンバの奥の深さを知ってもらいたい。今期最後のチャンスです」と語り、移住者や駐在員など幅広い参加を呼びかけている。
参加費用は一人六十五レアル。十二、十九両日とも午後四時にブルーツリー・パウリスタのロビー集合し、バスで回り、午後十時ごろ解散の予定。途中に軽食あり。
問い合わせ、申し込みはブンバ編集部(電話113141・3031、bumba@nethall.com.br)または細川(11・9634・4382)まで。