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木酢液利用法の講習会=がんこ村の横森氏ら来伯

2006年2月14日(火)

 自然農法生産者協会(APAN)とカンタレイラ大学が共催する木酢液講習会「木炭・木酢液の生産と有機農業への利用」が十九日、サンパウロ市のサンパウロ州森林局(Horto Florestal)講堂で開かれる。森林局と文協の後援。APANの宮坂四郎さん(農学博士)と久保田義蔵さんが案内のため来社した。
 当日は、日本から「がんこ村」を主宰する農業家の横森正樹さんと、日本炭窯木酢液協会会員の前川和彦さんが来伯して講演する。このほか、宮坂さん、久保田さんらによる木炭・木酢液の利用法、木酢液を使った害虫対策に関する講演や、出席者による体験談の報告、炭窯の見学なども行われる。講演はポルトガル語の通訳がつく。
 当日の予定は次の通り(カッコ内は講演者)。午前八時受付、八時半開会。八時半=「日本有機農業の現況」(横森正樹)。十時十五分=「木炭・木酢液の生産」(前川和彦)。午後一時=「木炭・木酢液の有機農業への利用」(宮坂四郎)。二時半=「木酢液による環境に優しい害虫対策」(宮坂ニウトン)。三時=「APANの木酢液規格・木炭の特性と利用」(久保田義蔵)。四時半=炭窯見学。
 参加費用は会員百レアル、学生八十レアル、会員でない人は百二十レアル。
 申し込み、問い合わせは電話5542・6034(APAN、エドワルド)または4485・2117(久保田)まで。
 サンパウロ州森林局(Horto Florestal)=住所はRua Luis Carlos G. de Laet(Centro de Saude N 603隣)。