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東西南北

2006年2月17日(金)

 郵便局CPI(議会調査委員会)のアマラル委員長(PT)は十五日、自身と家族を脅迫した手紙の内容を委員会で発表、その後委員らの支援表明に心を打たれ涙を流した。他の委員らも脅迫を受けており、政府が電話盗聴を行っていると告発した議員もいた。
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 フルナス電力公団元取締役のトレド氏は十五日、自分は選挙資金を裏帳簿から受け取ったとみられる政治家のリストの作成者ではないと郵便局CPIで証言。ジェファーソン下下議とも一度しか会わず、自分の後任が経験豊かな人物であるよう依頼しただけと言明した。
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 ブラジル地理統計院によると、昨年に工業部門の雇用はわずか一・一%増で、〇四年の一・八%増より伸び率が低下。同部門の賃金は三・四%の増加で、一昨年(九・七%)の三分の一にとどまった。
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 サンパウロ市東部で先週に開校したばかりの市立小学校で十四日、トイレの扉がはずれて一年生の女児のひたいを直撃、女児は四針のけが。大急ぎで開校させたため、検査が不十分だったと女児の叔母はカンカン。
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 サンパウロ市内のバスを二時間内に四回乗換可能なビリェッテ・ウニコをバスの車内で運賃を払い使用していた人は、十六日以降来月十一日までに利用者登録を行わないと二時間利用できなくなるので要注意。登録はwww.sptrans.com.brまたはSPトランスの事務所で。
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 サンパウロ州公共交通局は「エコノミータクシー」と名打った、運賃が最高で現在より四〇%も安いタクシーの導入を検討中。ゴルなどの小型で天然ガスを燃料とする車両を採用することで実現可能だという。