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農務相、資産暫定令要請へ=ドル安に苦しむ農家の支援訴え
2006年2月23日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】ロドリゲス農務相は二十一日、ルーラ大統領に農家向けの資産暫定令の発令を要請する意向があることを明らかにした。
農業界はドル安に直面して採算割れの状態が続いて死活問題にまで発展しており、このまま放置すると来季の生産もおぼつかない事態に陥ると警告している。暫定令では原材料の輸入関税の免除と、融資返済の期限延長および連邦政府の低利による新規融資枠の設置を盛り込むべきだと主張している。
農務相によると二〇〇四―〇五年季は植付時点でドル相場は三レアルだったのが、収穫時は二・四〇レアルに下落、さらに拍車がかかって現在は二レアルに近いものとなっており、今後も改善の見込がないことで、在庫するだけ赤字が増加する事態を招いているとして、政府の支援が不可欠だと強調している。