日系社会ニュース
憩の園、家族会議=岡村さんの作品も上映
2006年2月23日(木)
救済会(左近寿一会長)は十二日午前、グアルーリョス市の憩の園で家族会議を開いた。施設での生活を理解してもらい、家族との交流を深めようと、年に三回企画されているもので、今年は初めて実施された。
同園は毎日の日課を始め、医師による診察や陶芸活動などについて説明。家族からの疑問に答えるなどした。
この日は作者である岡村淳さん(記録映像作家)が招かれ、名画友の会の協力で、入所者の一人、森下妙子さん(90)を主人公にしたドキュメンタリー作品「六十年目の東京物語 ブラジル移民女性の里帰り」が上映された。