2006年2月25日(土)
衛生監督庁(ANVIA)は二十三日、H5N1型鳥インフルエンザウイルス感染が確認された全域からの鳥肉と同加工品、粉卵、脂肪、ジェラチン、羽根などの輸入を禁じた。同庁は二十日、世界保健機関(WHO)の報告でインドからの関連製品の輸入を禁じたばかりで、今回全域二十七カ国へ拡大した。また同庁は鳥類加工品を検閲するX線探知機を各空港に設置し、鳥類の州間移動も禁止を検討している。同ウイルスを媒介するといわれるアジアやヨーロッパの渡り鳥は、ブラジルを経由しないので問題にならないという。
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連邦会計検査院(TCU)は大統領公邸で酒類と高級食材の購入について説明を求める方針を固めた。二〇〇四年と〇五年上半期の一年半に購入費は六〇万八〇〇〇レアルに上る。
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高等裁判所(STJ)が近日下した、残業手当への所得税課税は違法とする判決を受けて、サンパウロ州内五つの労組は課税の中止を求める訴訟を準備中。サンパウロ市とABC地区の労働者八十六万一千人が恩恵を受けることにも。
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サンパウロ市東部カトゥンビ区で二十三日午後十時半ごろ、歩道にいた母子(32、5)に自動車が突っ込んで二人は死亡。運転手は逃走した。
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カーニヴァル期間中の二十七日と二十八日のサンパウロ市公共サービス等の営業は次の通り。[サービス]▼銀行=休業▼郵便局=休業▼ポウパテンポ=休業▼ガソリンスタンド=一部休業(二十八日)[買い物]▼ショッピングセンター=一部休業(二十八日)▼スーパー=一部休業(二十八日)▼朝市=休業(二十七日)▼市立市場=一部休業▼市のサコロン=一部休業[保健]▼病院、救急病院=プラントン