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全国でカーニバル開幕=死亡事件発生の地方も

2006年2月28日(火)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六、二十七日】サンバ好きが待ちに待ったカーニバルのパレードが開幕した。サンパウロ市ではリオデジャネイロ市に先駆けて二十四日からスペシャルグループのパレードとなった。
 主催側の手違いや技術面の問題(主催者側談)で開始が二時間以上の遅れとなった。にもかかわらず第一組のガヴィオンエスが入場すると総立ちで迎えて持歌の大合唱となった。今年からはビデオテープを見ながら採点して順位を決める。好評だったのはヴァイ・ヴァイとカミーザ・ヴェルディ・ブランコだった。
 リオ市では二十六日からスタート。三千人の構成員から成る先頭のサルゲイロの入場から満員の観衆は興奮のるつぼと化した。
 サルバドール市では二十六日、男が突然無差別発砲したため流れ弾で十九歳の学生が死亡した。前日にもケンカでナイフでの刺殺事件が発生している。マナウス市では高圧電線が切断してパレード車に落ちたため二人が感電死、六人が火傷した。