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パソコン20台を強奪=サンパウロ市内の日系企業から

2006年3月10日(金)

 カーニバル休暇中の先月二十五日に、サンパウロ市内の日系企業事務所でパソコン二十台が強奪される事件が起きていたことが分かった。
 事件が発生したのは二十五日午前八時ごろ。郵便局の制服を着た男がこの事務所を訪れ、実在の社員の名を挙げて荷物を届けにきたといった。男は建物内に入ると拳銃で警備員を脅して拘束、その後仲間数人を引き入れて事務所のデスクトップ・パソコン二十台を強奪したという。
 この日は休日だったため社員は出勤しておらず、警備員にも身体的被害はなかった。
 サンパウロ総領事館は「安全対策情報」の中で、警備体制の見直しや設備の充実、警備員や社員に対する指導などの防犯対策を挙げて注意を呼びかけている。