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東西南北

2006年3月11日(土)

 上院社会委員会は九日、主婦と低所得(月収が最低賃金の二倍)の勤労者を対象とした新たな年金の創設を満場一致で承認した。掛け金は一一%、六十歳で最低賃金の額の年金を受け取れる。社会保険料の徴収増加も狙った措置だが、年金財政がさらに悪化する恐れも懸念されている。
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 連邦最高裁は九日、公務員の給与の上限を最高裁判事のそれの二万四五〇〇レアルに決定した。上限超過者には減給措置がとられる。また、給与の七二%に達していた諸手当も三五%にまで減額される見通し。
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 十一歳の少女から四十一歳の女性まで、二十人を乱暴していた容疑で、警備員の男(34)が九日、サンパウロ州グアルーリョス市のバス停で軍警に逮捕された。男はバス停で標的を見つけてはナイフで脅して茂みに連れ込み、犯行に及んでいた。
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 リオのファベーラに陸軍が出動して一週間。警察によると、その間麻薬取引は七〇%も減少したという。住民は銃の乱射など軍の行き過ぎ行為を非難。警察の方が良かったと。
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 米誌「フォーブス」が九日、二月十三日現在で一〇億ドル以上の資産を有する世界の富豪七百九十三人を発表。世界ランクでは、ビル・ゲーツが資産五〇〇億ドルでトップ。ブラジルは十六人が入り、昨年比で倍増した。ブラジルのトップはサフラ氏の七四億ドル(カッコ内は世界順位、六十九位)。続いてレアル銀行の元株主ファリア氏(百七十四位)。AmBevの株主レーマン氏(二百位)。ボトランチンのモラエス氏(二百十四位)。ポン・デ・アスーカルのジニス氏とボザノ銀行のボザノ氏(ともに四百八十六位)。