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MST、ユーカリを伐採=食料品以外は破壊の対象
2006年3月15日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】農地占拠運動(MST)は「赤い(決起)行動」を旗印に掲げ、例年にない不法占拠などの活動を繰り広げている。
グループはサンパウロ州イタペチニンガ市(サンパウロ市から一六〇キロ)で十三日、製紙大手のスザノグループが所有する農場に不法侵入し、紙パルプの原料となるユーカリを伐採するなどの暴挙にでた。二百人の侵入者はユーカリを切り倒し、バラック小屋を建てて長期的に居座る構えを見せている。農場側は退去を求めて当局に提訴した。
これに先立つ八日、リオ・グランデ・ド・スル州でもアラクルス製紙会社の一〇〇万レアル相当のユーカリ株が破壊されたことで会社側は告訴、十三日付の全国紙に業界連名で抗議声明を発表した。MST側は食料品以外の農産物の農場は、破壊の対象とするとの態度を表明している。