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百周年祭典=第2回説明会に15団体=「百年の歩み」テーマに沿ったパレードを

2006年3月15日(水)

 ブラジル日本移民百周年祭典協会の祭典委員会(田中洋典委員長)は十一日午前九時から、コロニア団体を対象に、二〇〇八年六月にサンパウロで開かれる日本移民百周年祭典に関する説明会を開いた。先月十一日に行われたものに引き続き、二回目。
 四団体の出席しかなかった前回と異なり、イビウーナ、アチバイア、モジ、リベイロン・ピーレス、鳥取傘踊り、民謡協会など十五団体の代表者が参加した。
 田中委員長は六月二十一日にアニェンビーで予定されている祭典の進行予定などを報告、「テーマを『百年の歩み』に置いたパレードをそれぞれの団体で考えてほしい」と協会側の希望を伝えた。
 百周年パレードの全体コーディネーターに就任した成戸稔さんによると、式典自体の構想は九割方出来ており、「パレードもストーリーに合わせて行うベきもの」としている。
 参加した関係者からは、パレードの開始時間や持ち時間など具体的質問がなされ、事実上の初顔合わせとなった今回、活発な意見交換が行われた。
 今後は第三回の説明会が予定されている。田中委員長はまた、祭典の運営を支えるボランティアが一万人以上必要として、近日中に募集する考えを示した。