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日本から特別ゲスト迎え=矢崎さん今年初ライブ

2006年3月15日(水)

 サンパウロ在住のピアニスト、矢崎愛さん率いるバンド「ジェレイア・ジェラウ」のライブが二十一日午後十時から、サンパウロ市イタイン・ビビ区にあるライブハウス「オール・オブ・ジャズ」(R,joao cachoeira 1366)で行われる。入場料二十レアル。(音楽チャージ、最低飲食代込み)
 今年初のライブとなる今回、「バンド・ジェレイア・ジェラウ&特別ゲスト」と銘打ち、日本から山下定英(トロンボーン)、塩川光二(アルトサックス)のゲスト二人を迎える。
 「ブラジル人ミュージシャンのリズムに日本人ミュージシャンのメロディーが乗るという、おもしろい形が楽しめます」と矢崎さん。
 オリジナル曲に加え、ボサノバやジャズのスタンダードナンバー、ショーロなども演奏される。
 矢崎さんは「世界で活躍しているお二人を迎えての今回、気合の入ったライブになると思います」と力こぶを見せている。
 詳しくは矢崎(電話11・9164・4620/3271・8349)まで。
     ◎
【山下定英】国立音楽大学卒業。一九九二年、卒業と同時にブラジルに渡る。九三年、サンパウロ州立吹奏楽団に入団、同時にサンパウロ州立ULM音楽大学講師。その後はサンパウロを拠点に音楽活動を開始。数々のビッグバンドやブラジル人歌手のサポートメンバーとして参加、数多くのアーチストと共演している。
 〇〇年に帰国後、日本初のガフィエラ(管楽器を主体にしたブラジルのダンス音楽)バンドの活動も行い、日本でのブラジル音楽普及に努める。
【塩川光二】東海大学ジャズ研究会出身。在学中から大友義雄氏にジャズサックス、ジョージ大塚氏にジャズ全般を師事する。
 ジャズフュージョンのバンドでCDデビュー、モントルージャズフェスティバル(フランス)に出演。その後、数多くのセッションやレコーディングに参加している。〇三年にはリーダーアルバム「シカリ」をリリースしている。