2006年3月15日(水)
在サンパウロ日本国総領事館は二十日から新型パスポート(IC旅券)の申請受付を始める。
新型のパスポートは、冊子の中央にIC(集積回路)チップを搭載したもの。このチップに国籍、名前、生年月日などの旅券情報や所持人の顔写真を電磁的に記録することで、偽造や不正使用の防止をはかる。
導入後は、申請手続きは変わらないが、写真の規格が変更される(大きさは同じで顔の占める割合が大きくなる)。
現在持っているパスポートはIC旅券導入後も有効期間満了まで使用できる。残りの有効期間にかかわらず切り替え可能。
発給手数料は為替レートの関係で、三月末までに申請した場合は五年有効旅券が二九〇レアル、十年が四二〇レアル。四月以降の申請は五年が二三五、十年が三四〇レアル。
問い合わせは総領事館旅券班(3254・0100)。外務省ホームページ(www.mofa.go.jp/mofaj)に詳細が記載されている。