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2006年3月16日(木)

 帰伯逃亡デカセギ問題に関して、地元ブラジル人コミュニティを代表する浜松ブラジル協会の石川エツオ会長(二世)は「このままにしておくのは良くないと思う。真面目に働いているブラジル人に迷惑がかかる。悪いことをしたら、ちゃんと責任をとるべき」とコメントした。浜松市在住だが現在来伯中。「コツコツと日伯の交流を進めることをやってきた人間には、こういうことが起きると一気にイメージが崩れて困ったことになる」と心配する。「このような話は今すぐにでも動きをみせ、どんどんやるべきもの。百周年の前に解決したい」と述べた。
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 援協のいろいろな祭りに参加したいお年寄りには、ささやかな「望み」や「抗議」がある。ダリア祭りで焼きそばに〃到達〃するまでのパシエンシアがきつかった、というのは、きのう紹介した。今度は「下(しも)」のほうの話だ。カンポスの祭りへの往路は、一度バスが停車してくれて、用は足せたが、復路は停まってくれなかった、などである。「もう、行かない」の結論になるそうだ。食い物や用足しの恨みは、なかなか消えない。
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 十四日に始まった人文研資金カンパ展。初日の会場で出品者の一人が残念がっていた。曰く「アーチストの名前だけでなく、その人のこれまでの活動を紹介する文をつけるべきではないか」。展示作品にそれはなく、出品者の名前だけ。この画家は以前にカンパ展が開かれていた時も出品していたという。かつては紹介など必要なかったかもしれない。ただ、日系芸術家とコロニアの関係が以前ほど密接でなくなっている現在、カンパ展はその歴史と現在を紹介するいい機会だったかもしれない。話を聞きながら思った。
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 結婚七十五周年──。福岡県出身の岡山笹雄さん(95)、スギヨさん(93)夫妻がこのほど、金剛石婚を祝った。金剛石婚はダイヤモンド婚とも呼ばれる。健康問題などから、七十五年も連れ添えることは困難。結婚六十周年の時に、ダイヤモンド婚を済ませる夫婦もいる。岡山さんは、結構まれなケースかもしれない。二人とも自立者だという。