百周年祭典協会は来月に会長選挙をひかえており、中心たる記念事情関連の動きが鈍い。ただ、田中洋典祭典委員長と協力者らが連日事務所に詰め、気の毒なぐらいてんてこ舞いになっているのが目立っている。
前回同理事会に出席した西林総領事は「事務局長を置くなどの事務局機能の強化」と「資金集めの要となる財務委員会の立上げ」を早急な課題として提起したが、依然その反応は鈍い。その二点こそが重要だろうとは、衆目の一致するところだが…。なにが、その進行を妨げているのだろう。
日本経団連タイムスによれば、JETROサンパウロの桜井悌司所長は三日、東京の経団連会館で講演を行い、「〇八年は日本移民百周年に当たる。日伯交流拡大に向け日本側の積極的な取り組みが期待される」と経済界の中枢に檄を飛ばした。本当にありがたいことだ。こちらでも応えたいところだが…。(深)
06/03/18