2006年3月23日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】二月期の正規雇用(労働手帳に登録した雇用)は十七万六千六百三十二人となり単月で過去最高となった。これにより一月と二月の累計は二十六万三千二百四十八となり、これまでの最高記録、二〇〇四年の二カ月間の二十三万九千百八十人を上回った。
二〇〇四年はGDP(国内総生産)成長率が四・九%と史上最大の好景気に恵まれたが、今年はそれを上回る兆候を見せている。マリーニョ労働相は三月期が例年落込みを見せることから、今年の見通しは何とも言えぬとしている。
二〇〇四年は百五十二万人の雇用があり、二〇〇五年は百二十五万人だった。今年二月までの過去十二カ月間は百三十二万人で二〇〇五年二月までの対比は五・三一%増となった。二月期の部門別ではサービス業が七万七千九百六十六人、畜産が二万四千三百六十人で史上最高となった。このほか工業加工が二万三千五百五十八人、建築が一万四千九百九十三人と好調だった。