2006年3月24日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】TAM航空とヴァリグ航空は、こぞって十五日、聖週間(パスコア)期間の国内航空料金を八五%割引することを発表した。国内観光がシーズンオフになったことと、先にGOL航空が超安値セールを開始したことに対抗するもので、国内の空の便の客争奪合戦が熾烈化してきた。
TAM航空は聖週間を挟む四月十一日から十八日までの期間、往復料金を八五%割引とする。ただしチケット購買は四月四日まで、ヴァリグ航空では条件などにつき後日発表するとしている。いずれの航空会社も休日ごとに行われるセールの一環だと説明している。
GOL航空は五月末日まで国内航空料金を週末一率五〇レアルとする特別料金を設定、売り出した三月第一週で五万五〇〇〇枚を売り上げた。今後もこの種セールを拡大していく意向を示しており、空の闘いは熾烈化し、旅行マニアを喜ばせている。