2006年3月29日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】世界の企業環境ランキングで二〇〇一年から二〇〇五年までの期間に、ブラジルはそれまでの四十二位から四十五位へとランキングを下げた。ランキングの位置付けは九十項目からなり政治や経済成長などが主要項目となっている。
トップはデンマークで二〇〇六年から二〇一〇年の期間もトップを持続すると報告されている。英国のザ・エコノミストが発表したもので、ラテンアメリカ諸国は軒並みランクを下げた。二位以下は順にカナダ、シンガポール、オランダ、アイルランド、英国となっている、EU圏内ではギリシャが四十四位、イタリアが三十八位で、上下の格差が大きいことを実証した。
ラ米圏内ではチリが二十二位でトップだが、それまでの二〇位から二ポイント下げた。メキシコは四十位から四十二位、コスタリカは四十六位から四十九位、コロンビアは五十一位から五十五位、エルサルバドルは四十七位から五十六位となった。アルゼンチンは五十七位、ドミニカ共和国は六十六位、ペルーは五十九位、エクアドルは七十二位、ベネズエラは七十七位、国内最低はキューバの八十一位だった。