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大耳小耳

2006年3月29日(水)

 「地元でも毎年、移民の日をやってるけど、〇八年は一緒にすることになるかな」。百周年協会が行った説明会で聞いた地方文協幹部の言葉だ。サンパウロでかまびすしい百周年の話は耳には入るが、今回初めて目に見えた、という。地方との連携を机上で叫んでも、姿が見えなければあくまでも噂だ。同協会は今までにスザノ、サントス、サンパウロ市北、南部、サン・ベルナルド・ド・カンポで地方説明会を行った。次回は四月一日のタウバテ。「あの話はエイプリル・フールだったのか」と揶揄されない関係者の地道な努力が百周年成功へと導くことを祈りたい。
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 非日系・日系日本語教師合同セミナーが二十五、二十六日、ブラジル日本語センターであった。非日系人教師は、ブラジルでは二十代が中心。大学で日本語学科を卒業した人が多く、職業意識が強いそうだ。実利面を追求するよりは、趣味や好みで日本語の世界に入ってきた教師が長続きをするという。
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 二十七日現在、文協正面に掲げられている横断幕に誤字があると読者から連絡。さっそく確認してみると「全伯老人クラブ芸能際」と大きくかかれているが、どう考えても「芸能祭」だ。最近の横断幕の字はパソコンで作ることが多いので、手書きではありえないミスが発生する。〃日本文化の殿堂〃の正面だけに、日本語の間違いはちょっと妙か。もっとも本紙自体にも誤字があると読者からの指摘もあるので、自戒も込めて指摘・・・。