2006年4月4日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】リオデジャネイロ州リオ・ボニート市の山中に小型双発機が墜落し、乗員二人を含む十九人全員が死亡する事故が三十一日、発生した。飛行機は墜落と同時に爆発したと見られ、犠牲者は黒焦げの状態だった。警察では十五人の身許を確認したが、残り四人は損傷がひどくDNA鑑定が行われる。
飛行機はTEAM航空のマカエー市とリオデジャネイロ市を結ぶ定期便で、警察と消防が原因を調べているが、悪天候と濃霧で視界がきかず、リオ・ボニート市のピッコ・ダ・セーラ山に衝突して炎上したとみている。事故現場近くに住む農場主によると、飛行機は低空飛行で霧の中に機影が消えた直後に爆発音が聞こえたという。
犠牲者はペトロブラス(石油公団)の従業員や契約社員らで、マカエー市の油田採掘に従事した後、帰郷の途中だった。