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東西南北

2006年4月7日(金)

 ジルセウ下議の後、議員権はく奪対象の大物下議と野党が重視していた元下院議長のクーニャ下議(PT)は五日、下院本会議で賛成二百九、反対二百五十六票で議員権はく奪を逃れた。逃れた議員としては八人目。同下議はヴァレーリオ氏を通じて五万レアルを受け取った疑い。
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 過去に三回大統領選に出馬し、二〇〇二年には過去最高の百五十万票で下議に当選したエネアス下議が五日、トレードマークの口ひげを剃ったのは白血病が理由と下院で表明した。しかし体調は良く、今年の大統領選で四度目の正直を狙うと断言。
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 ルーラ大統領は五日、国際宇宙ステーションのポンテス大佐と十四分間交信。宇宙旅行費一千万ドルは安かったと感激。
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 国内で最も有名なピエロの一人、カレキーニャことジョルジ・サヴァラ・ゴメスさんが五日、リオデジャネイロ州サン・ゴンサーロ市の自宅で心不全のため死去した。九十歳。ゴメスさんは五歳の時からサーカスでピエロとして活動、二十三歳でラジオに、三十六歳でテレビに出演し、一躍人気者となった。
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 サンパウロ市都市計画課は、アウグスタ通りとコンソラソン通りの中間に多目的広場を中心とする商店街の造成を計画している。発案者はBCN銀行の元大株主アルマンド・コンデ氏で、現在、環境庁と造成予定地の樹木四十五本の伐採を折衝中。計画では緑地帯が設けられ、レプブリカ広場と同じ面積の一万平方メートルに六万本の植林を行う。五百台収容できる二階分の地下駐車場も建設。目的は同所の活性化という。同地域のルーズベルト広場付近は現在、街娼と麻薬密売人のたまりになっている。