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東西南北

2006年4月11日(火)

 ダッタフォーリャが六日と七日に実施した大統領選挙投票予想調査によると、現職大統領のルーラ氏が四〇%でトップ、アウキミン氏(ブラジル民主社会党=PSDB)が二〇%、ガロチーニョ氏(ブラジル民主運動党=PMDB)が一五%と続いた。決選投票でもルーラ氏は五〇%以上の投票を得、ほか二人を大きく引き離している。
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 ブラジル人初の宇宙飛行士、ポンテス大佐を乗せた宇宙船ソユーズが八日夜(ブラジリア時間)、予定通りにガザフスタンに帰還、十日ぶりに地球に降り立った同大佐は笑顔で感謝の言葉を述べた。
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 サンパウロ州フランカ市で九日朝、夫をかなづちとナイフで殺害し、自宅庭で遺体を燃やした主婦が逮捕された。近所の通報で警察が現場に到着した時、遺体は燃えている最中で、容疑者は家の中で血の跡を掃除していた。
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 サンパウロ市東部サポペンバ区の金属メッキ工場で八日午後、有毒ガスが発生、工場主と従業員三人が中毒死した。事故原因の詳細は九日時点で未解明。同工場は違法操業していた。
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 スーパーは、消費者の関心の的であった目玉商品の場所から米とフェイジョンを外した。代わって携帯電話とiPodが登場。続いて電気製品の新製品と新しく流行しているスーツ、珍しいインテリア用品。スーパーの変化はドル安と競争激化による利益確保が原因という。スーパーにおけるマージンのトップは、月賦販売による電気製品。ポン・デ・アスーカルは「脱食品作戦」を展開、IT製品やガソリン、薬局などのサービス部門に加え新部門として高級ブランドの「エグゼクティブ戦略」を始めた。