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大耳小耳

2006年4月12日(水)

 元宝塚トップスターの一人、サンパウロ市在住の麻路さきさんは〇三年から「桜吹雪狸御殿」(新宿コマ劇場)で芸能活動を再開。京都の洛陽タイムスによれば、鳳蘭、星奈優里ら豪華メンバーとの三本柱で「レビューファンタジー・ビューティフル・タカラヅカ」を公演中。麻路さんは、阪神大震災後の宝塚再開第一作「国境のない地図」で初主役。「阪神大震災後の男役トップスターとして、その濃厚な男役の色気は群を抜いていた、と評される。最終公演に詰め掛けたファンの数のすさまじさは今だに逸話として残るほど」との評。
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 本紙でも時々掲載される「たずね人」。聞くと、県連への問い合わせが結構あるそうだ。人を探すには出身県の県人会に聞くのが近道。しかし、会員以外の県人全部を把握していないこともある。いざ連絡するとなると、ホームページがあってメールアドレスのある県連に、ということだろう。形式はメールに変っても、「日本とのつながり」という点で、県連らしい仕事といえる。
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 浜松市で八日、「ミス浜松コンテスト」。デカセギのミスたちも参加しているのではないか、と静岡新聞の記事をしっかり見た。ブラジル人はこうした行事への参加が好きだから、「きっと」と思ったのだが…。参加百二十三人、書類選考通過四十一人、最終選考(五月三日)へ二十人、の中には一人も残っていなかった。書類選考のつぎに面接があった。面接のなかに「浜松まつりの思い出」「最近気になるニュース」をテーマに一分間スピーチが課されていた。最終に残れなかった理由は、あるいはこれではないか、と想像した。