有り難いことで編集部に電話や投書で指摘、提言を頂くことがある。過激なものや首を傾げるものもあるが、多くが叱咤激励の部類。紙面作りのうえで大いに参考にさせてもらっている。
かなり気を配ってはいるのだが先日、「カタカナ表記で分からないものがある」との投書。外来語が氾濫する日本から来た若い記者がいることを知る読者からのものだ。
初めて日本に行った三世から、「英語を転用した多くの表現が分からず困った」と聞いたことがある。逆に日本から来たら、コロニア語に目を白黒させることになる。
多少それるが、「南大河州ってどこ?」と質問を受けたことがある。邦字新聞表記の一種でリオ・グランデ・ド・スール州のこと。
日本語の差異はさておき、外来語の面で齟齬が生まれているのは興味深い現象かも知れない。 (剛)
06/04/14