2006年4月18日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十五、十七日】パスコアの連休で十四日は晴天に恵まれ、サンパウロ州海岸地方では絶好の海水浴日和となり、北部の行楽スポットは約三十五万人の人出で賑った。
サン・セバスチオン市では気温が最高三十二度に上昇し、十〇万人が海岸にくり出した。海岸沿いのホテルは七〇%の収容率でホクホク顔だった。
さらに今週末もチラデンテスの休日で三連休となることから、最低五万人の行楽客を期待している。しかし十六日になって天候が一変し、雨混じりの寒気となったことで、早めに帰宅を決め込んだ人が多く、同日午前中は早くも主要道路は渋滞となった。
イミグランテス道では海岸に向かった二七万四〇〇〇台の車のうち、二三万九〇〇〇台が午後九時までにサンパウロ市方面に戻った。奥地からのUターンでカステロ・ブランコ道も渋滞をきたした。アヴァレー市からサンパウロ市まで通常はバスで三時間を要するが、十六日午後は五時間を要し乗客らはいらだちを隠せなかった。