2006年4月19日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】南極で発生した寒気を含んだ低気圧が北上して南部とサンパウロ州の上空を覆ったため、今年一番の冷え込みとなった。
サンパウロ市では十七日、最低気温が一六・七度、最高は二〇・五度となり、十八日は最低が一四度を記録し、厚着を余儀なくされた。
気象庁によると、十九日以降週末までは日中、太陽が顔をのぞかせるが、朝晩は冷え込むとのことで注意を呼びかけている。
リオデジャネイロ市では十六日から小雨混じりの天気となり、海岸では二・五メートルから三メートルの高波が発生した。このシケで十八人の漁夫が海上保安庁のパトロール船に保護された。さすがのサーファーも海に入るのをためらっていた。
リオ・グランデ・ド・スル州サンジョゼ・ドス・アウゼンテス市では十七日、冬並みの三度を記録、カンバラ・ド・スル市では三・三度、ボン・ジェズス市では四・四度となった。こうした気候は今週一杯続くと予想されている。