2006年4月19日(水)
ブラジル岩手県人会(千田昿暁会長)は恒例の第三十一回会員交流懇親会をサンパウロ市リベルダーデ区の会館で九日正午から開いた。これは四、八、十二月の年三回開かれているもので、約八十人が参加、ご馳走を囲んでの歓談を楽しんだ。
三月に亡くなった同県人会顧問の田口信二氏、先亡者に対し、一分間の黙祷が行われ、千田会長から現在の活動内容、計画が報告された。
昼食会は監査役、高橋昭二郎氏の乾杯の音頭で始められた。会員の持ち寄り料理に加え、刺し身、丸ずわい蟹などが食卓を飾った。誕生日会では、一月から四月生まれの出席者に会から、心尽くしの記念品が贈られた。
なお、青年部(多田マウロ部長)によるビンゴも行われ、出席者らは数字が読み上げられるたびに歓声を上げていた。喉自慢たちによるカラオケも場を盛り上げ、懇親会は成功のうちに幕を閉じた。
懇親会に先立ち、在外選挙登録が行われ、沖田豊穂領事(日系社会班)や領事館職員が手続きを行い、県人を含めた十八人が登録した。
日本の最高裁が在外邦人の選挙区投票を認める判断を下したことを受けて、県連と総領事館が選挙人登録促進の一環として行っているもの。昨年十月の宮城、今年三月の栃木に続き、領事館が県人会に出張サービスを行うのは今回が三回目。
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選挙登録、出張サービスに関する問い合わせは在サンパウロ総領事館(電話=11・3254・0100)まで。