「樹の会とは何なのか?」という声を時折聞く。国士舘でのイベントや「百周年の残り日数タワー」の建設を予定しつつも文協側との接触はない。疑問も分かる。
真の目的は「百周年協会選挙」と断じた同協会執行部の動きは速かった。選挙法を変え、事実上シャッパを組むのを困難にしてしまった。
不気味と感じて手を打ったはいいが、もはや両者が手を組むことは難しそうだ。昨年の選挙のしこりは相当に強い。
「『樹の会』ってque nao cai、つまり(我々は)落ちないってことじゃないんですか?」
思わず膝を打ったある二世の言だが、勘繰りだけではなさそうで、二十日には事務所開き、来月二十一日には創立総会も開くという。
会幹部は百周年協会と〃並行〃して活動していきたいと話している。どういう形で一世の底力を見せつけるか。(剛)
06/04/21