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今年の経済成長を楽観=中銀=GDPは4%増の予測
2006年4月26日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】中央銀行が三十日に発表した報告書によれば、通貨政策委員会が二〇〇六年の経済成長を楽観視しているようだ。インフレは〇六年に鎮静するが、〇七年は注意が肝要としている。同報告書は政治危機で揺れる現在の状況の下、民間企業が経営指針にしている。
中銀予測は、〇六年の国内総生産(GDP)を四%増としている。〇七年は消費市場の伸び次第という。民間企業の分析では、〇五年の第4・四半期が製造業の在庫調整だけで終わった。小売市場の需要増加は〇六年に見込まれ、製造業の伸びもそれに準じるとみている。
〇六年のインフレは、〇五年十二月の三・八%から三・七%へとわずかに縮小を予測。民間企業はもっと大幅の縮小つまりデフレがあるとみている。インフレ抑制はドル安に拍車を掛け、輸入品の値下げを助けた。
中銀はこの事態は、長く続かないとみている。〇七年十二月のインフレ目標は、三・六%から三・九%へ上方修正した。基本金利の切り下げも、通貨政策委員会の開催毎に〇・七五%ずつ落とすとしている。
〇七年に向けた楽観的観測は他に、レアル通貨の高騰に伴いインフレ調整を行い、消費意欲を高める計画である。その効果として所得の増加も見込めるという。所得増加と消費促進はよいが、政府経費の削減努力と公共事業による需要喚起にも力を入れて欲しい。