透明性、民主性――。今月末、二期目を迎える百周年協会・上原幸啓理事長の挨拶をいつも聞いている記者の耳にはタコが出来た。
ある理事会で理事長を中心とした協会幹部は、副理事長団体の代表者が求める会員名簿の公開を拒否した。百数団体しかない協会内のシャッパ登録団体数を引き上げる選挙法の改正など、「言行不一致」を指摘されても仕方ないだろう。
昨年の文協選挙では、全候補が「しこりを残さない」ことを選挙後の抱負に置いていた。しかし、現文協執行部は他候補シャッパのメンバーを取り込むことはなかった。もはや、埋まることのない深い溝が両者の間に横たわっている。
副会長が三人不在。その状況が評議員はおろか会員にも知らされていない。
そういう体質の文協が会長団体の協会、全伯どころかリベルダーデ界隈の意見も統合できていない。 執行委員会に期待したいところなのだが…。(剛)
06/04/28