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捨て子、一命取り留める=授乳が先決と発見者機転=サンパウロ州

2006年5月5日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】親に捨てられた生後間もない乳飲み子が住民の機転で危うく一命を取り留め、地元では美談として話題になっている。
 サンパウロ州海岸地方のサン・ビセンテ市のイミグランテス道脇にプラスチック袋に入れられた男の幼児が置き去りにされているのを通りがかった住民が発見した。袋の中に二枚産着が入っていたことから捨て子と直感したという。幼児は、息はしているものの体が茶褐色になりかけ体温も冷たくなっていた。
 住民は病院に収容させるよりも乳を与えることが先決と判断、近所の女性が男児を出産したばかりだったことを思い出し、そこへ連れて言って母乳を与えた。幼児は間もなく平常に戻った。この後、病院に収容されたが異常なく安らかに寝息を立てている。担当の医師によると、あと二〇分母乳を与えるのが遅れていたら死亡していたという。
 警察では幼児遺棄と殺人致死未遂(プラスチック袋が閉鎖されていたことで窒息死の意図がある)の罪で母親の行方を追っている。

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