2006年5月5日(金)
茨城県人会(鈴木康夫会長)主催の敬老会が、四月三十日午前十時から、サンパウロ市内の同県人会会館で開かれた。
今年は、県人会創立四十五周年ということもあり、午前十時の開始に合わせて、七十人近くが会場に集まった。
先人への黙祷と献花が行われた後、サンパウロ総領事館の沖田豊穂領事が祝辞を述べるとともに、在外選挙についての説明を行った。
続いて、婦人部の手料理が振る舞われ、刺身や赤飯、煮物などの日本食を囲んでの参加者同士の会話に花が咲いた。昼食後、ビンゴ大会が始まると、会場は大賑わい。終始、和やかな雰囲気で進められ、参加者同士の親睦が一層深まったようだ。
参加者からは「手作りの日本料理をみんなで囲んで食べるのはおいしい。ビンゴゲームもとても楽しかった。同郷の言葉で楽しく話ができるのは素晴らしいですね」という感想が聞かれた。
会長の鈴木さんは「家族と健康、友人にめぐまれて、このような会が開かれることを幸せに思います。これからも敬老会を続けていきたい」と語った。
同県人会は、日曜日の午前に、書道、カラオケ、墨絵、花、料理などの教室を開いており、参加者を広く募集している。このような身近なところから、鈴木さんは「日伯の文化交流を進めていきたい」意向だ。