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大耳小耳

2006年5月6日(土)

 新体制の発足早々、前回フェスティバルの未払い金問題が発生した県連。はじめての代表者会議では、二十の小委員会設置が承認された。名簿に委員として名前のあがっている会長に感想を聞くと、「えっ?」と一言。どうやら知らなかった人もあったようで、急ぎ会長に確認を取る人も。それでも会議では承認された。不思議な話。
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 長年、移住者家族の声を国内外に伝えてきた『移住家族』紙が近着号で、百周年祭典にふれ「そろそろ本気モード?!」と見出し。記念式典会場が決定したことを伝えたのである。一世主導の七十周年祭、八十年祭には皇室の出席があり会場を沸かせたが、九十年祭は出席がなく参加者も三千人に止まった、コロニアの人たちも釈然としない思いを抱えていた、と書いていた。同紙は、皇室へのこだわりがことのほか強い。百年祭では出席があるのか、大いに気にしているようだ。
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 今年移住七十周年を迎える隣国パラグアイでこのほど、同国の石油公社ペトロパールの総裁に日系のアレハンドロ・マコト・タカハシ・アルバレス技師が就任したと、現地邦字紙の日系ジャーナルが伝えている。パラグアイでは〇三年にホセ・ケイ・カナザワ氏が国軍最高司令官に就任。また、帰化人としてラパス市長をつとめたイサオ・タオカ氏が駐日全権大使に任命されている。戦後移住者が大半を占める同国日系社会。日系国会議員の誕生も近い?