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小児用座席を義務付け=交通局が取締まり強化へ
2006年5月12日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】国家交通局(DENATRAN)は五日、全国で十歳以下の子供が乗用車に乗る際に、チャイルドシート(小児用座席)を据え付けることを義務づけ、その取締りに乗り出すことを発表した。子供を事故から守るためで、小児用座席あるいはそれに代わるものを用意させるというもの。
小児用座席は年齢によって大きさなどの規格が設けられ、当局の検査をパスしなければ商業化できないとしている。このため実施期間は未定となっている。同局によると、この義務化は一九九九年に法令で定められたが、これまで管理取締りがおざなりとなっていたことから強化に踏み切ると説明している。さらに同局のテストでは時速五〇キロの走行車の事故で、体重一〇キロの子供を抱えておくのは困難だとしている。
これに対し一般の反応は冷やかで、何のために安全ベルトを義務化したのだと反論し、余計な出費を強いると反対している。同局では以前救急キットを義務づけ、その後撤廃した経緯がある。
さらに免許書換え時に救急手当ての講習を義務づけているが、上院で廃止が議決された。今回も実現の運びとなるか注目されている。