2006年5月13日(土)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】サンパウロ市トゥクルビ区で十一日、二十三歳の男が児童売春、レイプおよび性的虐待の容疑で現行犯逮捕された。
男は中央区アマラル・グルジェル街で同日午前二時半ごろ、道に迷った模様の十五歳と十二歳の少女に声を掛けて家まで送ると車に乗せた。途中で送り狼に変身、二人の少女に車中でオラルセックスを強要した。
男の供述によると、十五歳の少女に二五レアル、十二歳の少女に五〇レアル渡したことで合意の上だとしている。しかし警察では児童売春を適用した。
さらに男は十二歳の少女をメトロのタトゥアペ駅で降ろし、自分の携帯電話を持って待つように言い残し、十五歳の少女を連れて自宅に戻った。
供述によると後程迎えに行き性行為を働くつもりだったという。アパートの自室で男は二時間にわたり性交渉を持ち写真やビデオ撮影を行った。警察ではこの行為がレイプおよび性的虐待と見て取調べている。
男はもう一人の少女を迎えに行ったところ、少女が二人組の強盗に携帯を盗まれたことを知り逆上、少女に暴行を加えた。目撃者が警察に通報し、男が逮捕されて事件のあらましが明らかになった。
男の車には使用済みのコンドームや児童ポルノのテープがあったことから、警察では余罪があると見て追及している。