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5日間で犯人93人射殺=報復のためにも徹底追及へ=サンパウロ州
2006年5月19日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】PCCの一連の暴挙でサンパウロ州軍警が十七日午後六時までの過去五日間で射殺した犯人の数は九十三人に上った。
過去四十八時間で五十四人、二十四時間で二十二人となり、短期間の射殺としては史上空前の出来事となった。昨年末の十月から十二月までは六十五人だった。一日の平均射殺数がこの五日間で、昨年一年間の平均の二一倍となった。
警官が犯人を射殺することが容認されているニューヨーク市の平均も、この五日間の数に到達するには四年間かかる計算だ。
軍警司令官は追及の手を緩めず犯罪者を摘発するとの強硬姿勢をみせていることから、警官による血の粛正は今後も続くとみられ、射殺数はさらに増えると予想されている。
この背景には殉職や闇討ちに合った警官がこの五日間で四十一人に上ったこともあり、報復のためにも犯人らは徹底追及されるとみられている。警官の犠牲は軍政時代に左派により十六人が殺害されて以来の多数となった。