2006年5月19日(金)
ブラジル日本文化協会(上原幸啓会長)は、「第二回文化祭り」を二十一日午前九時から午後五時まで、文協ビル(Rua Sao Joaquim,381)で開催する。入場無料。
毎年三月に開かれてきた文協バザーが発展的解消を遂げ、日本文化全般を紹介するイベントとして昨年初開催。約一万人を動員した。
今年は二回目にして、「文協」の枠組みから飛び出し、ガルボン・ブエノ街にも舞台を広げる。サンジョアキン街とファグンデス街の間のガルボン・ブエノ街を正午から午後二時まで閉鎖し、丹下セツコ太鼓道場や沖縄系バンドのトントンミー、阿波踊り、レキオス芸能同好会などが出演する。
着物、生け花、伝統玩具、神輿、雛人形、凧などが展示されるほか、マンガ・アニメ、折り紙、切り絵、書道、碁のワークショップが開かれる。剣道、合気道などのデモンストレーションなど多様な日本文化が紹介される。
昨年、千二百の客席が満員となった大講堂では、午前、午後の二部に分かれて各種のショーが行われる。午前十時から十二時までは太鼓、YOSAKOIソーラン、民謡、劇(劇団新波)、詩舞、ジョー平田やカレン伊藤によるショーも予定されている。
午後二時から四時までは沖縄太鼓、カラオケ、舞踊、民謡、劇、詩舞などが来場者を楽しませる。
小講堂では、JBC出版社主催による「コスプレサミットブラジル予選」が行われ、今年八月に愛知県名古屋市で九カ国が参加して開催される「第四回世界コスプレサミット」のブラジル代表を選考する。
文協会貴賓室では、茶道の披露のほか、イビラプエラ公園の日本館にある展示品約四十点が公開(展示は二十八日まで)される。
文協祭り委員会の中川郷子委員長は「非日系の人も多く来場するイベント。多くの人に楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛けている。
問い合わせは文協(電話11・3208・1755)まで。